安易に理系に行かない方がいいと思った話
こんにちは。現在情報系の大学に通っている大学3年生です。
3年生ということで、大学生としても(修士課程までを含めたら)今年が終われば残り半分という、一つの区切りにきてるわけですね。
これまで大学生活を過ごしてきて色々なことを考えさせられました。
その中で特に思ったのは
理系損しすぎじゃね???
ってことです。
こう思った理由を次から話していきたいと思います。
大学に入るとやる気をなくす
大学入学した当初はみんな思うんですよ。
大学に入ったら真面目に勉強するんだ!!
やっとやりたい勉強ができるんだ!!研究者になるために頑張るぞ
とか。
そんなやる気満々の学生の前に現れる授業といえば
高校の物理、化学、数学を延長したようなもの
よくわからん教養系科目
なんですよ。専門的な授業とか最初は皆無です
まぁ教育上分野外の様々な知識を身に着けることは重要だし、
高校レベルの知識じゃ、大学レベルの専門知識を身につけるのは難しいので、その前に最低限使える道具としてそこらへんを学ぶのはしょうがないんですが。
しかも教授もいい人に当たればいいのですが、大抵は授業がクソつまらなかったり、レベルが高い高いして生徒が追いつけなくなります。
でみんなこう思うようになります。
うわっ・・・なんでこんなつまらん授業ばっかなんだろ
大学も結局高校と変わらんやん
って。その後に専門科目とか始まるのですがもう後の祭り。
一旦ついてしまった授業を聞かない習慣は抜け出せず、もともと学びたかった専門科目ですら興味がなくなってしまいます。
課題がクソきつい
理系の人って課題が文系に比べてクソ多いです。
この前も文系の人との会話で
友人「俺この前期末レポートあってさー」
自分「へぇーそれは大変だったじゃん。どのくらいあったの?」
友人「レポート2000字」
えっ・・・???
それって一つの課題の量じゃなくて・・・?期末レポート??
こちとら週それレベルの課題5つぐらいに3万文字くらい書く実験レポートがあるんだけど??
この差はなんなん???
ってなります。理系は2・3年生から実験が始まるとともに専門科目も難しくなり、平日の大部分の時間は課題に追われます。下手すれば休日も図書館にこもって課題とかです。
そこで文系の話を聞くと文系行けばよかったぁぁ・・・ってなります。
他に楽しいことが見つかる が・・・
大学に行くと一気に行動範囲が広がります。
サークル、バイトetc...
そうして色々なことに触れていく中で
自分のやりたいこと違ってたわ・・・
ってなる人も結構います。
だけど理系だと修正が効かず、自分のやりたいことができずに課題に追われ
あれ・・・本当に自分がやりたいことってなんだっけ・・・
と自分を見失い始めます。
とまぁここまで色々書いてきたのですが、ここで言いたかったのは安易な気持ちで理系に行ってやっぱ違ったと思う人を減らせればと思ったからです。
理系に行って本当にその分野が好きでイキイキしてる子もいます。
ただその一方で何にも考えず、科目が得意だったからとかで入った人は後悔してるのも事実です。
理系に入る前にはご一考を。
(尚、上で書いたのは自分の周りの話なので必ずしもこうではなくて、あくまでこういう世界もあるんだって話で納めておいてください!)