バーチャルリアリティ技術者認定試験の勉強法
こんにちは!
バーチャルリアリティ技術者試験
バーチャルリアリティ、もしくはそれ周辺のことに興味があって資格を取ろうと思って調べても
まだあまりメジャーな資格ではないため、勉強法がないのでなかなか攻めあぐねる資格だと思います。
今回はこの試験について、上級バーチャルリアリティ技術者を持っている自分が少しでも役に立つような勉強法を説明して行きたいと思います!
バーチャルリアリティ技術者とは?
そもそもバーチャルリアリティ技術者とはなんぞやということなのですが、
これを開催している日本バーチャルリアリティ学会様によると
いまや人間の創造的な活動にとってVRは必要不可欠なものになろうとしています.しかし,現在,この「バーチャルリアリティ学」を系統的に学ぶ場がほとんど存在しません.それが,当学会がVRを習得するための講習会を催し,また,VRを正確に習得したことを証する「VR技術者」を認定している所以なのです.技術が高度になればなるほど,また人間や社会との関係が増せば増すほど,技術を正しく理解することが肝要となります.この講習を受講し,この試験に合格することで,皆さんが社会の様々な創造的分野をリードしてゆく「VR技術者」として,世界の大舞台で活躍されることを期待しています.
引用元:日本バーチャルリアリティ学会
ということみたいです。
つまりどういうことかというと
現在になってVRが必要になってきたけど学ぶ場所ないよねー
だから自分たちがそういう機会を提供してVRの技術者をもっと増やしていくよ!
ということです!
VRに興味があるけど何からしたらいいか全然わからない・・・という人にはうってつけの機会ですね!
バーチャルリアリティ試験の概要
ではこれから試験の概要について説明してきます。
形式は100点満点で60点が(大体)合格ラインのマーク式の試験です。
基本的にはこの本(バーチャルリアリティ学)を教科書として、この中から出題されます。
試験には下に書いているように2種類存在し
セオリーコースが教科書の前半部分、アプリケーションコースが教科書の後半部分を出題する形となります。
片方のコースに合格すると
「バーチャルリアリティ技術者(Virtual Reality Specialist)」
という資格がもらえ、
両方のコースに合格すると
「上級バーチャルリアリティ技術(Senior Virtual Reality Specialist)」
という資格がもらえます!
なんか英語で読むとめちゃくちゃかっこいい資格ですね・・・!
では、その2つのコースについて説明していきます!
【セオリーコース(教科書の1〜4章)】
<内容>
- VRについての基本的な定義、用途
- VRを開発する際に必要となる人間の認知機構
- VRの感覚機構に対応したインターフェースについて
- VR世界の構成手法について
【アプリケーションコース(教科書の5〜8章)】
<内容>
- リアルとバーチャルを融合する技術
- テレイグジスタンス、臨場感コミュニケーション
- VRコンテンツについて
- VRと社会
それでは次に具体的な勉強法にいってみましょう!
対策(勉強法)
いよいよ具体的な対策法を紹介していきたいと思います!
1. VR学会主催の講義を受ける
テストの範囲は教科書からしか出ないため、教科書を理解できれば試験に合格できるのですが、
教科書は文字だらけで内容も難しく、独学で理解するのはかなり難しいものとなって居ます。
多分独学でやろうとしても挫折してしまうと思います・・・
なので勉強するときは講義を受けてからする方がおすすめです!
テストを開催するバーチャルリアリティ学会自体が年に2回、テスト1ヶ月前くらいに講義を開いてくれます。
テスト範囲を勉強できる上に、教科書に無いような最近の研究の事例なども教えてくれるので、ぜひいってみて下さい!
VR好きな人だったら行って損はしないと思います!!
日本バーチャルリアリティ学会 » VR技術者認定講習会・試験
2. 過去問を解く
この資格をとるための勉強にあたって、過去問を解くことは大きな意味を持ちます!
なぜなら
- バーチャルリアリティ技術者の試験は3〜5割くらいは過去問からそっくり出る
- そっくり出ないものでも過去問と似たような内容を問われる問題がかなり多い
からです!
なので基本的な勉強スタイルは
1、過去問を解く
↓
2、答え合わせをして間違えた分野をチェックし、そこをノートに書き写しておく
↓
3、繰り返し過去問を解く
というループで過去問が100%解けるようになれば、基本合格できます!
ただ、間違えた分野をチェックする際にそこのページだけではなく、そのページが属している分野全体を復習するようにして下さいね!
過去問が問うている分野はそこの問題ではなくても、とても聞かれる可能性が高いです。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!